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建築家の独り言

ドライウォークインクロセットルームは生活の必需品になりました。

最近 ではウォークインクロセットを新築の際に設けるのは珍しいものではなくなりました。衣料品などの料が増えたのと寝具がベッドを使う事が多くなった事が、従来の押入れと言う収納では合理的と言えなくなったからでしょう。ですが、いつもここで問題となるのが除湿機なのです。クロセットは密閉された部屋になる事が多いものですから、除湿をしない限りカビなどがはえてしまいます。梅雨のある日本では換気では防ぐ事はできません。カビは湿度60%を上回ると生育が活発になってきます。梅雨の外気の湿度はゆうに70%を越えますし、木々の多い別荘地などでは都会より湿度が高くなってきますので、窓や換気扇よりも除湿機が重要な機器となってきます。

色々な除湿機がメーカーから出されていますが、ドライウォークインクロセットで求められる性能は湿度50%の恒湿度状態を自動運転でき、連続排水ができ、停電などが起きても自動復帰するものが求められます。欲を言えば設定湿度以下ではファンも停止する環境に優しいものが必要になってきます。しかし、連続排水はいくつかの機種でできるものはありますが、残る3つの条件を満足する製品は無いと言うのが現状です。自動運転を歌っている製品でもその設定湿度は60%が一般的です。湿度センサーなどを製品に組み込む場合、製造物責任上難しい面があるのでしょう。仮に、これらの条件を満足する製品があった場合、この次に、機器が故障した場合、冷蔵庫などと違って故障を発見しにくい物になってきますので、新たな問題が生じてきてしまうのだと思います。

毎回、ドライウォークインクロセットルームを作る度に、除湿システムの事では悩むのです。機器が完璧で無い限り、使い方、機器に対しての理解度などで除湿する機器が変ってくるからです。きちんと機器の管理ができる方でしたら1万円代の除湿機を改造して理想的な除湿システムを作る事も可能です。ですが、できればメーカーの方で対応してくれると助かるのですが。

ドライウォークインクロセットルームはとても便利な道具です。布団も着物も革製品もカビの心配することなく収納する事ができますから。

梅雨の今、毎年のように考えてる事の一つです。

 

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