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建築家の独り言

100年住宅とか言われることがありますが。

最近の建築のトレドはやはり「高耐久」でしょう。建築の偽装問題から始まって品質管理・建築の瑕疵担保保証になり、結果、安心して長持ちする家づくりと言う事になったようです。ですが、この流れは本当に高 耐久性能な家を供給すると言うよりは大手ハウスメーカーによる業界全体の囲い込みに利用されていることも認識する必要があるのではないでしょうか?

家は特別な立地条件が無い限り、雨仕舞いと排湿がうまくできて入れば長持ちするものです。後は無理な設計やデザインを採用し無い限り、公庫なり基準法に遵守した家づくりがなされていれば問題は生じないはずです。高耐久を歌う背景には、中小の業者によるローコスト建売住宅の手抜き工事の問題があり、大手のハウスメーカーからすればそう言った業者を排除したいとか、役所からすれば監督責任を果たしたいという事から現在のような状況になっていると思われるのです。

ですが、本当に長持ちする家を考えると、基本性能が保たれることは当然なのですが、「使うほどに味がでる。」そんなキーワードが重要なのではないでしょうか?天然素材なので付き合い方は難しくなるかもしれませんが、無垢の材料に根強い人気があるのも、そういった感性を持った方が多いという事だと思うのです。ちなみにハウス メーカーや建売など日本で建築される90%以上の住宅に、そう言った素材が使われる事はありません。建築して20年経った時、窓回りの変色した窓枠や糊の変色したビニールクロス壁を見て愛着を感じるのでしょうか? 

 

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