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建築家の独り言

大手のハウスメーカーも倒産しました。

最近 、静岡で大手ハウスメーカーが倒産しました。ここ何年かは会社が大きいハウスメーカーでも経営が難しい状況になってきました。しかし、今回の倒産は少し状況が異なっています。通常住宅などの工事契約は3回とか5回に分けて支払いをするのが慣例なのに、最初に全金とか2/3もの支払いをしていた事にあるようです。建築をやっている人間にはごく当たり前の事なのですが、全てが一社に依存するような家の作り方では、そんな常識も見えなくなってしまいます。

それと倒産で気を付けなければならない事は、ハウスメーカーなどに一括して発注する場合、完成して引渡しを受けるまでは建築中の建物はハウスメーカーのものであるという事です。それに、一般に倒産すると下職で入っている職人も支払いがストップしますから、現場に納品された資材も場合によっては引き下げてしまいます。いくら資金があってもすぐに工事を再開する事もできません。建物は建設途中ですから、建物の保存は良い状態とは言えません。そのような状態で、建築途中の建物の所有権を手に入れてからの再スタートとなり、大変な労力を必要とします。

確かに、建物が出来上がった後の保証を考えると、一括発注でハウスメーカーや工務店に工事を依頼した方が安心のように思えますが、今回のような倒産を考えてしまうと、大変怖い落とし穴があるような気がします。工事もリスクも分割した分離発注について考えてみるのも良い時期かもしれません。

 

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