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建築家の独り言

GMの破綻を受けて思う事。

あのGMも破綻しました。色々な意味で世の中が動いていく気がします。社会の色々な分野で、今までの方法ではうまく行かなくなったと言うのが本当のところだと思います。一見、バラバラに見える このような問題、GMの破綻や年金の破綻、21年度補正予算の中身、そして、10月から始まる瑕疵担保履行法なども同じキーワードで括られている気がします。世界が複雑化してくると、多くの小さな 要素をオブジェクト化してしまう事は仕方のないことです。ですが、その中身が見えない事はもっと問題です。今までは、中身が見えなくても、オブジェクトを正当化するために法律とかブランドとか認証とか言葉は色々ですが、いわゆる御済付が付いていて、それを見て良いとか悪いとか判断してしまう 事が一般的になってしまいました。そして、そのことはオブジェクト化で合理化が進んだ反面、多くの多様性を排除してしまいました。そして今、そのオブジェクトに大きな欠陥が見つかり始めています。

オブジェクト化が進む事は避けては通れません。ですが、オブジェクトの中身のプリミティブを見えるようにする事や、プリミティブ相互の関係をシンプルにする事 は、システムに問題があった場合、早急に修正する意味では大切な事柄です。北欧では高速道路の料金の徴収にいちいち料金所などを設けず、高速道路を利用する人は年間使用料を納めたシールをフロントガラスに貼るという国もあるのです。シールを貼っていない人は警察が駐車違反と同じように取り締まります。実にシンプルな発想です。ETCなどを考えると???です 。

建築の世界でも今年10月から住宅については瑕疵担保履行法が施行されます。日本の役所は一般的にオブジェクトがスムーズに運用されることより、正確に運用される方法を選び ます。そしてそれに加え、自分達の福利厚生まで作ると言う、一石三丁のオブジェクトを作り出す天才職人集団です。 建物を自動車や家電製品と同じ様に考えて行くと瑕疵担保履行法のような結果が出てくると思いますが、瑕疵に対する保険を火災保険のオプションの様には考えれば、もっとシンプルな答えが出たような気がします。皆さんはどのようにお考えですか?

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