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建築家の独り言

賃貸の方が得か持ち家の方が得か?

賃貸の方が得か持ち家の方が得か?」と言ったTV番組までが放映されています。そんなあれこれについて建築を作る立場から少しお話したいと思います。

衣・食・住・・これは人が豊かに生活するために最低限必要なもので、これについて異論を唱える人はいないでしょう。ですが、特にここ数年、衣・食・住を取り巻く価値観が大きく変わっているのを感じます。きっとTVもそんなことを取り上げているのだと思います。現代のように社会の変化が大きい時期には20年も30年も先のことを見通すことは難しいでしょう。自己資金が少ない人にとってそのこと自体、家を購入する気になれないことは誰が考えても常識的な判断です。それに日本の場合、中古住宅は新築に比べて資産価値の低下が大きく、現金化した時 、ややもするとローンだけが残ってしまうと言うことも考えられます。しかし、年金生活になった時のことを考えると、 年金の中から家賃を取られてしまうのは生活のクォリティーを維持するのにも大きな影響が出てしまいます。私たちはこの難しい生活設計をきちんと決めることが何より大切なことで、生涯収入が低下している時代こそ実行可能なプランを 作ることが求められるのです。

始めの話に戻って賃貸の方が得か持ち家の方が得か?」と言う質問も住んでいる場所や仕事、相続できる資産や贈与される資金、夫婦の就労状況、社宅の有無など様々な要素が関係します。賃貸や持ち家にしてもどの程度の物を手に入れるかで答えは変わってしまいます。建築と言うハードから見た場合にも、建物が経年でどのように変化するかでもこの質問の答えは変わってきてしまうことでしょう。大切なことは多くの要素があるこの生活設計をどのように行なったかと言うことです。色々な方が私どものところに相談にいらっしゃいまずが、そうした生活設計に無理がある方が多くいらっしゃることも確かなところです。建築家とそんな家以前の生活設計について話するのも 大切な家づくりの一歩かもしれません。建築が人の幸せのツールと考えるのなら、そんな話にも積極的にのってくれるはずです。そして、あなたにとって最適と思われる答えが出せることをお祈りしています。

 

 

 

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