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建築家の独り言

"家造りは一生に一度の大仕事"という発想の落とし穴

 

家造りは一生に一度の大仕事と考えるのはごく普通のことです。皆さんの中にもそうお考えの方は多くいらっしゃると思います。特にこれからローンを組んで家の購入を考えている方のほとんどはそのようにお考えでしょう。ですが、そのような考え方が住宅を購入する際とても危険であることをお話したいと思います。

一生に一度の事と考えると、後ではできないから、この際などとさして必要もないことに手を出してします。本当に何が必要なのかという事がとても大切なことなのですが、10年・20年先の事はよくわからないから、この際だからと計画に組み込んでしまいがちでしょう。それによってコストが高くなったり、コストを上げられない場合でも、普段使う部分は縮小してしまうということはよくあることです。建築資金に余裕のある方はよいのですが、そうでない方には大変なことです。ましては建築の営業に強く勧められたりするとそれを断るのは違うエネルギーを必要とします。

ローンの返済計画が立てられるからというのはとても危険な考え方です。30年以上も先の事を考えるのは難しい事ですからこの期間を20年以下にすることで生涯のリスクは断然変わってくるはずですし、その分メンテナンスやリフォームに予算を割くことができることは家にとってもとても良いことだからです。

家造りは一生に一度の大仕事と考えずに、建築購入の予算に余裕のない方には中古のマンションや住宅の購入も良い選択肢の一つだと思います。一見大丈夫かなって思える家も限界はありますが、大体の事は新築に近い性能やデザインにすることは可能です。また、中古で購入したものは、この次売却する場合、新築のような値崩れすることも無く売却することができますし、手を入れた分、価値を上げることも可能なのです。ただ、購入する中古住宅については程度の問題もありますが、私どものような専門家に見てもらい、問題点やリフォームの可能性について納得してから購入することをお勧めいたします。

こう言う情報がローンを組めなくて住宅購入を諦めていた方々にお役に立つのでしたら、家造りに携わるものとして嬉しい限りです。

 

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